HTMLやCSS、JavaScirptで「src」「href」「url」などを指定する場合、相対バスや絶対パス、URLなどの指定が可能です。当ページでは相対パス、絶対パスの記述方法や注意点などをまとめています。
以下はアンカータグ(リンクタグ)のサンプルとなっていますが、「src」などその他のパスしても同じとなります。
パスの指定方法 | ||
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相対 パス |
../ | <a href="../../company/info/map.html"> → 2階層上がって「company」→「info」ディレクトリ内の「map.html」 |
<a href="../map.html"> → 1階層上の「map.html」 |
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./ | <a href="./map.html"> → 現在のディレクトリの「map.html」 |
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なし | <a href="map.html"> → 現在のディレクトリの「map.html」 |
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(注)外部CSSファイル内に相対パスを使用する場合は、外部CSSからの相対位置となります | ||
絶対 パス |
/ | <a href="/company/info/map.html"> → ルートディレクトリの「company」→「info」ディレクトリ内の「map.html」 |
// http:// https:// |
<a href="//www.example.jp/company/info/map.html"> <a href="http://www.example.jp/company/info/map.html"> <a href="https://www.example.jp/company/info/map.html"> 「//」「http://」「https://」どれが良い? |
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CSSやJavaScriptを外部ファイルとして使用する場合、相対パスの開始位置が異なりますので注意が必要です。
パスの指定 | 相対パスの位置 |
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CSS (外部ファイル) | 外部ファイルとしてCSSを使用する場合は、 外部ファイルの格納先からの相対パスと指定なります |
JavaScript (外部ファイル) | 外部ファイルとしてJavaScriptを使用する場合は、 JavaScriptを使用する位置からの相対パスとなります |
HTML内にCSS,JavaScript を記述する場合 |
CSSもJavaScriptも該当位置(ページ)からの相対パスとなります |
URI(URL)のリンクを行う場合は注意が必要です。
リンク先 | URI(URL)パスの指定注意 |
---|---|
http:// |
以下の場合は注意が必要です。 自分のページが「https://」で表示されている場合、 これは、https(SSL)で暗号化通信されているページで、暗号化していない画像やCSS、JavaScriptなどの外部ファイルを利用する事が原因となります。 この場合は、 リンク先が「https」に対応している場合は、以下のいずれかで改善します。 リンク先が「https」に対応していない場合は、単純には改善できません。 |
https:// |
外部ファイルのリンク先が「https(SSL)」に対応している場合は、エラーなどが表示されず正しい表示となります。 |
// (省略) |
自分のページが「https://」「http://」の両方に対応している場合、省略形の「//」がおすすめです。 |